許容応力度計算・温熱計算
各種シュミレーション
木造化ラボでは、構造計算・省エネ計算・Wallstat(倒壊解析)など建物に関する特殊な計算に対応しております。特にWallstatでは最先端の計算理論に基づいて木造軸組工法の耐震性能を初めて「見える化」したソフトウェアを使用しており、安心・安全な建築物を実現しています。詳細は、下記よりご覧ください。
構造計算で安全性の高い建築物を実現
構造計算には、建築基準法に定められたいくつかの計算方法があり、中でも「許容応力度計算」は安全性が高いといわれています。許容応力度計算は、台風や地震の力(外力)を受けたときに、建築物にかかる力(応力)を計算し、地震などの災害時にどれくらいの強度が必要なのかを計算する方法です。具体的には、各構造部材の耐えられる応力が、地震時に各構造部材にかかる力を上回るように計算されています。
省エネ計算も当社にお任せ
省エネ計算とは、建物の省エネ性能を評価する計算です。省エネ計算においては、建物の断熱性能だけではなく、BEI計算とよばれる建築物の省エネルギー性能を評価する特殊な計算も含まれております。当社ではこのような特殊な計算も対応しております。具体的には、設計時の一次エネルギー消費量を基準値で除した値で算出します。BEIの数値が小さいほど、省エネ性能が高く、光熱費も削減できます。
Wallstat
Wallstatとは、木造住宅の倒壊解析ソフトウェアです。木造軸組工法の耐震性能を初めて「見える化」した事で、業界で注目をされています。
最大の特徴としては、建築前の図面の段階で、実大振動実験と同じ検証ができます。具体的には、対象とする木造住宅の平面図、立面図から解析モデルを作成し、耐震要素に応じた耐力を選択、地震波を入力することで、シミュレーションを実行します。この最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認することが可能となります。