中大規模木造 の コストダウン の ポイント
中大規模木造は、近年、環境負荷の軽減や設計の自由度、そしてコスト効率の面で注目されています。
しかしながら、木造建築特有のコスト構造により、適材適所な判断や適切な技術活用がなければ予算超過のリスクもあります。
そのため、中大規模木造の建築プロジェクトにおいては、コスト削減のポイントを押さえた計画が成功の鍵となります。
例えば、設計段階での効率化、地域材の活用、そして工期短縮は、木造建築のコストを大幅に削減する要素です。
特に、木材特有の軽量性や加工のしやすさを活かした設計は、施工現場での作業時間を短縮し、結果的に全体のコストを抑えることにつながります。
この記事では、中大規模木造におけるコストダウンの具体的なポイントを段階ごとに解説します。
また、ウッドリンクが提供するソリューションを通じて、コストダウンを実現する具体策を紹介します。
この記事を読むことで、木造建築に携わる建築実務者が効率的でコスト効果の高いプロジェクト運営を実現するためのヒントを得られるでしょう。
このコラムでわかること
- 中大規模木造 における コストダウン の重要性
- 木造化・木質化 が選ばれる理由と コスト の 課題
- 環境面 から見た コストダウン の メリット
- 中大規模木造 で注意すべき コスト構造
- 中大規模木造 の特性から実現できる コストダウン のポイント
- 木造 の 軽さ により実現できる コストダウン : 地盤改良工事
- 木造 の 軽さ により実現できる コストダウン : 基礎工事
- 木造 の 安定性 により実現できる コストダウン : 木工事
- 中大規模木造 の 設計 で実現する コストダウン の ポイント
- シンプルな 構造デザイン の採用
- プレカット技術 の活用による 効率化
- 設計支援サービス の活用で精度向上
- 中大規模木造 における 工期短縮 がもたらす コストダウン の効果
- 現場作業 の 削減 で得られる コストメリット
- パネル による 施工 の メリット
- 労働力不足 への対応策としての 木造化
- ウッドリンク の 木造化・木質化ソリューション
- ウッドリンク の ワンストップサービス がもたらす 効率化
- 木造化・木質化 による持続可能な建築の未来
- まとめ
- 中大規模木造にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
中大規模木造 における コストダウン の重要性
中大規模木造において、コスト削減はプロジェクトの成功に欠かせない要素です。
木造建築は、環境負荷を低減しつつ、デザインの自由度や耐震性能の向上を図れる建築手法ですが、適切な点検やメンテナンス等により長期間の建物の運用が求められます。
適切なコスト管理を行わないと、材料費の高騰や工期の遅延が原因で予算を超過するリスクがあります。
以下で、中大規模木造プロジェクトでのコスト削減の重要性について詳しく解説します。
木造化・木質化 が選ばれる理由と コスト の 課題
中大規模木造が注目される理由は多岐にわたりますが、その中でも特筆すべきは「環境性」「デザイン性」「施工の効率性」の3つです。
1.環境性への貢献
木材はカーボンニュートラルに効果的な素材であり、建築物に使用することでCO2を長期的に固定する効果があります。この特性が、企業や自治体が環境意識を高める中で木造化・ 木質化を選択する重要な理由となっています。
2.デザイン性の高さ
木造は、鉄骨造やコンクリート造では実現しにくい温かみのあるデザインや自然素材である木の魅力を引き出すことができます。これにより、商業施設や公共施設など、利用者の満足 度を重視する建築物に適しています。
3.施工の効率性
木造は、軽量で加工しやすく、現場での作業効率が高い点が魅力です。また、プレカットやパネルを活用することで、鉄骨造や鉄筋コンクリート造よりも短期間での施工が可能 です。
<コストの課題>
木造建築にはコストの課題も存在しており、中大規模木造では、以下のようなコスト増加要因が挙げられます。
・材料費の高騰:高品質な木材や特殊な部材を使用する場合、材料費が増加する可能性があります。
・設計・施工の専門性:木造建築に特化した設計や施工技術が必要となるため、人件費が増加する場合があります。
・法規制対応:建築基準法や耐火性能の要求を満たすための追加コストが発生することがあります。
環境面 から見た コストダウン の メリット
木造化・木質化のコスト削減の取り組みは、単なる経済的効率性だけでなく、環境的なメリットにもつながります。
1.ライフサイクルコストの低減
木造建築は、建築中のCO2排出量が鉄骨やコンクリートに比べて少ないだけでなく、建物のライフサイクル全体での環境負荷が低減されます。これにより、ESG投資に対応する企業 や自治体が木造建築を選択するケースが増えています。
2.リサイクルと再利用
木材は解体後も再利用が可能であり、廃材処理費用を大幅に削減できます。また、再利用された木材を活用することで、環境負荷も軽減されます。
3.地域材の利用によるコスト削減
地域で調達可能な木材を使用することで、輸送費を削減し、地域経済を活性化することができます。これにより、直接的な材料費の削減だけでなく、自治体からの補助金や支援金を受けられる可能性があります。
中大規模木造 で注意すべき コスト構造
中大規模木造のコスト構造を把握することは、コスト削減の第一歩です。
以下は、プロジェクトにおいて特におさえておきたいコストの内訳です。
1. 材料費
中大規模木造では、大量の木材が必要となるため、材料費が全体コストに占める割合が高くなります。CLT(直交集成板)などの木材を使用する場合、さらにコストが増加する可能性 があります。
2. 設計費用
木造建築特有の耐震性や耐火性を確保するためには、木造非住宅の実績がある設計事務所に依頼する必要があります。また、構造計算や省エネ計算を実施する場合、それに伴うコスト も考慮する必要があります。
3. 施工費用
木造建築は鉄骨やコンクリートに比べて施工が簡易であるものの、大規模プロジェクトでは木造に熟練した大工さん・職人さんが必要です。
4. 運用費用
建物完成後のメンテナンス費用や、耐久性向上のための追加コストも考慮する必要があります。ただし、木材の特性を活かした設計により、運用コストを抑えることは可能です。
<関連ページ>
木造化・木質化とは?
中大規模木造 の特性から実現できる コストダウン のポイント
中大規模木造における課題の一つは、鉄骨造や鉄筋 コンクリート 造に代わるものとして計画した木造建築物が、木造のメリットを活かした設計を行わず、構造的に特注材を多用したりすると、結果として割高になってしまうことです。
中大規模木造を適正に実現していくためには、材料、部材寸法、接合部仕様などの基本情報を実務者が正しく理解することが大切です。
木造の特性から実現できるコストダウンのポイントは主に下記です。
木造 の 軽さ により実現できる コストダウン : 地盤改良工事
敷地が軟弱地盤だった場合、地盤改良工事を行う必要があります。
中大規模木造は、建物重量が鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して大幅に軽いことから、求められる地耐力が小さくなるため地盤改良工事をコストダウンすることができます。
地盤改良が必要になった場合、中大規模木造においては主に下記のいずれかの地盤改良工事を行うことになります。
いずれの方法も、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して大幅にコストダウンが可能です。
1.「表層改良」
軟弱地盤の層が地表から2m未満など浅い場合には、セメント系固化材を土壌に混ぜて地盤を固めます。
2.「柱状改良」
表層改良ができない敷地や軟弱地盤が地表から2m~8mの場合に適しており、セメントミルクを出して添加しながらまぜて、地中にコンクリートの柱を作り、基礎を支えます。
3.「鋼管杭改良」
支持層までの距離が長い場合や、地盤の硬さが敷地内で不均一な場合には、鋼製の杭を良好な地盤まで打ち込み、基礎を支えます。
<関連ページ>
地盤改良ソリューション
木造 の 軽さ により実現できる コストダウン : 基礎工事
中大規模木造は、建物重量が鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して大幅に軽いことから、基礎断面を小さくすることができます。
中大規模木造の基礎においては、ベタ基礎を採用するケースが増えています。
ベタ基礎は建物の真下全体がコンクリートの耐圧板で覆われます。
そのため、建物の荷重を底面全体で受け止めることができ、負荷が分散して安定性に優れ、不同沈下を起こしづらいという利点があります。
木造建築のベタ基礎においては、建物外周の基礎を立ち上げる部分の地盤を掘る根切りを行い、砕石を敷き込んで固めます。
この後に捨てコンクリートを打ち、平らに仕上げて、そこに外周部型枠や鉄筋を組む位置を示す墨出しを行います。
外周部に型枠を建て込んでから、配筋工事を行います。
木造の基礎断面が小さいということは、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して、主に下記の理由によりコストダウンが可能になります。
・根切り底が浅いため、残土処分量を減らせる
・立ち上がり部分やフーチング部分の寸法が小さく、型枠や配筋量が減らせる
・作業量が少なく、工期短縮が可能になる(現場経費の軽減につながる)
<関連ページ>
基礎工事ソリューション
木造 の 安定性 により実現できる コストダウン : 木工事
中大規模木造の構造躯体の施工は、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して、木造で使用する一般流通材の木材、建材が戸建住宅市場で大量に流通しているため、比較的相場の 変動が少なく、価格が安定していることが特徴です。
中大規模木造の構造躯体の施工においては、大工さん、鳶さんが中心となりますので、複数の職方が必要でないケースが多いです。
鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造では、躯体の施工に複数の職方が必要になります。
そうした職人さんは、大型建築の現場で仕事をすることも多く、需要バランスによる施工費(労務費)も変動が大きいです。
貴重な建設職人をそれぞれの現場で「奪い合う」図式となるため、必然的に人件費は高くなる傾向になります。
木造の構造躯体工事には、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して、主に下記の理由によりコストダウンが可能になります。
・構造材や建材、施工費が比較的安い
・一般流通材の木材、建材が規格化、モジュール化されていて施工が合理的に進められる
・材料の納期も施工期間も早い
<関連ページ>
躯体工事ソリューション
中大規模木造 の 設計 で実現する コストダウン の ポイント
中大規模木造のプロジェクトにおいて、設計段階でのコスト削減はプロジェクト全体の成功に直結します。
設計段階での計画の緻密さや効率性が、施工時の手戻りや無駄を最小限に抑えるカギとなります。
ここでは、設計段階でコスト削減を実現するための具体的な方法を解説します。
シンプルな 構造デザイン の採用
シンプルな構造デザインは、建築プロジェクト全体のコスト削減に大きく寄与します。
複雑な構造を避け、標準化された設計を採用することで、以下のようなメリットが得られます。
1.標準部材の採用でコストを抑える
市場で流通している標準的な部材を活用することで、特注品の製作や調達コストを削減できます。
2.設計と施工の整合性が向上
シンプルなデザインは、現場での施工ミスを減少させます。複雑な構造は、施工時に詳細図との食い違いが発生しやすく、それに伴う手戻り工事がコストを押し上げる原因となります。
3、CLTはシンプルに使う
中大規模木造においては、CLTなどを使用する場合はシンプルな設計で採用することが重要です。
<関連ページ>
トラス・ラーメン・CLT工法
プレカット技術 の活用による 効率化
プレカット技術の活用は、現場作業を効率化し、コスト削減を実現するための重要な手法です。
この技術を導入することで、現場での加工時間を大幅に削減できます。
1.現場作業の最小化
プレカット済みの木材は、工場で正確なサイズに加工されるため、現場では組み立てるだけで済みます。これにより、施工時の切断や調整作業が不要となり、作業員の労働時間を短縮できます。
2.精度の向上によるコスト削減
工場でのプレカット加工は高い精度を持つため、現場での接合部の不一致や材料の切断ミスがほとんどありません。これにより、手戻り作業が減少し、結果的にコスト削減につながります。
3.効率的なスケジュール管理
プレカット技術を活用することで、確実な材料納期が把握できますので、計画的な施工が可能です。これにより、全体工期を短縮し、施工現場での仮設設備や人件費を削減できます。
設計支援サービス の活用で精度向上
設計支援サービスを活用することで、建築プロジェクトの初期段階からコスト削減を実現できます。
特に、ウッドリンクの設計支援サービスは、木造化・木質化に特化した専門的なアプローチを提供し、効率的な設計を可能にします。
1.木造化に最適な構造計画の提案
設計支援サービスでは、建築計画の早い段階から木造化に適した構造計画を提案します。これにより、設計の手戻りを最小限に抑え、余計なコストを発生させない計画が可能です。
2.設計段階での問題解決
木造建築特有の課題(例えば、耐震性)について、設計段階で専門的なアドバイスを受けることで、ムダのない構造計画にできます。たとえば、木造非住宅案件の設計の際、構造計画を踏まえることで、施工時の課題を未然に防ぐことができます。
3.省エネ計算にも対応可能
ウッドリンクの設計支援では、省エネ計算にも対応しています。これにより、木造非住宅案件の設計の際、省エネにも配慮した設計が可能になります。
<関連ページ>
許容応力度計算・温熱計算各種シミュレーション
中大規模木造 における 工期短縮 がもたらす コストダウン の効果
工期短縮は、建築プロジェクトのコストダウンと効率化を実現する重要な要素です。
中大規模木造においては、木材の加工しやすさや軽量性、プレファブリケーション技術などを活用することで、工期を大幅に短縮できる可能性があります。
工期を短縮することで、現場作業にかかる直接的な費用だけでなく、仮設設備や現場管理にかかる間接的なコストも削減できるため、プロジェクト全体のコスト効率を向上させることができます。
現場作業 の 削減 で得られる コストメリット
木造建築では、プレカット技術を利用することで現場での作業を効率化し、コスト削減を実現することが可能です。
以下に具体的なメリットを詳しく説明します。
1.現場作業の最小化
プレカット技術とは、木材を工場で正確なサイズに加工して現場に配送する技術です。この技術により、現場では加工の手間が省け、組み立て作業に集中できるため、作業時間を大幅 に短縮することができます。たとえば、柱や梁などの構造部材があらかじめ適切な寸法に加工されていることで、現場での切断作業が不要になります。
2.人件費の削減
現場での加工作業を減らすことで、必要な作業員数を抑えることが可能です。また、加工ミスや手戻り工事のリスクも減少するため、結果的に人件費の削減につながります。
3.仮設設備のコスト削減
工期が短縮されることで、現場に設置する仮囲いや足場、クレーン車などの仮設設備のレンタル期間を短くすることができます。このような間接コストの削減は、プロジェクト全体の 予算に大きな影響を与えます。
パネル による 施工 の メリット
木造におけるパネル化は、構造材や断熱材等を組合せたパネルをあらかじめ工場で製造し、現場では木造の軸組に加えてそのパネルを組み立てる手法です。
この手法は、工期短縮だけでなく、品質向上やリスク軽減といった多くのメリットをもたらします。
1.現場作業の削減
パネル化による施工では、建物の一部(例: 壁パネル、床ユニット、屋根ユニットなど)を工場で製造するため、現場での作業がかなり省力化されます。これにより、作業効率が大幅に向上し、施工日数を短縮できます。
2.材料納期遅延のリスク軽減
パネル化された部材を使用することで、例えば断熱材の納期が遅れて施工が進まないといったリスクを軽減することができます。
3.品質の一貫性
工場での製造は、高精度な設備と管理体制のもとで行われるため、品質が一貫して高く、現場での手戻り作業がほとんどありません。この結果、コスト効率がさらに向上します。
労働力不足 への対応策としての 木造化
近年、建設業界では慢性的な労働力不足が課題となっていますが、木造化・木質化はその課題を解決する有効な手段となります。
以下にその理由を詳しく説明します。
1.少人数のチームでも施工可能
木材は鉄骨やコンクリートに比べて軽量で加工がしやすいため、少人数の作業員でも効率的に施工を進めることが可能です。
2.プレファブリケーション技術の活用
プレファブリケーション技術を活用することで、工場で部材を生産し、現場では簡単に組み立てるだけで済むため、必要な作業員数を大幅に減らすことができます。この技術は、熟練度の高い作業員が少ない現場でも高品質な施工を実現します。
3.作業員の負担軽減 木材の軽量性や加工のしやすさは、現場作業員の負担を軽減します。これにより、作業効率 が向上するだけでなく、労働環境の改善にもつながります。特に、中大規模木造は主に低層 建築に限定されることもあり、高所作業が減少するため、労災リスクも低減します。
<関連ページ>
工期短縮、省施工ソリューション
ウッドリンク の 木造化・木質化ソリューション
ウッドリンクは、中大規模木造プロジェクトに特化したソリューションを提供し、設計から施工、運用に至るまでの全工程を一貫してサポートしています。
これにより、コスト削減だけでなく、環境負荷の低減や設計自由度の向上を実現しています。
ウッドリンク の ワンストップサービス がもたらす 効率化
ウッドリンクの非住宅木造における強みは、構造計算、建材の手配、施工までを提供できるワンストップサービスです。
このサービスにより、木造化・木質化プロジェクトに関わる多くの調整作業が不要となり、プロジェクト全体の効率化が図れます。
1.設計支援の充実
設計段階からウッドリンクが参画することで、木造化に特化した最適なプランニングが可能となります。例えば、建物の用途や規模に応じて、適切な構造設計に基づく構造計算を実施し、プレカット技術やパネル化施工を組み合わせた効率的な設計を提案します。これにより、設計変更や手戻りのリスクを最小限に抑えることができます。
2.建材手配の最適化
ウッドリンクは、豊富なネットワークを活用して高品質な木材を適正価格で提供します。
3.施工支援による現場効率化
施工段階では、プレカット木材やパネル化された構造体を提供し、現場での作業効率を向上させます。これにより、施工期間を短縮し、人件費や仮設費用の削減を実現します。
<関連ページ>
非住宅木造システム「WOODCORE」
木造化・木質化 による持続可能な建築の未来
ウッドリンクは、木造建築を通じて持続可能な建築を推進しています。
これにより、コスト削減だけでなく、環境負荷の軽減や建築物の付加価値向上も実現しています。
1.環境配慮型建築の提案
サステナビリティを重視する発注者に対し、木材の環境性能(カーボンストック効果や断熱性)を最大限に活かした建築プランを提供します。これにより、ESG投資を意識した企業や自治体のニーズに応えることができます。
2.デザイン性とコストの両立
木造建築は、そのデザイン性の高さから、商業施設やオフィスビルなどで集客力やブランドイメージの向上に寄与しています。ウッドリンクは、コスト効率を考慮しつつ、利用者にとって魅力的な空間を実現するための設計支援を行っています。
3.CLTの可能性
CLTの活用により、大スパンの空間や耐震性の高い構造が求められる建築物でも木造化が可能となります。
〈関連ページ〉
倉庫・工場ソリューション
まとめ
中大規模木造のコストダウンを成功させるには、設計、材料・プレカット選定、施工計画のすべての段階で最適化を行うことが重要です。
特に、設計段階での工夫や効率的な施工手法の導入は、コスト削減に直結します。
また、地域材の利用やプレカット技術の活用など、木造建築の特性を最大限に活用することが重要です。
さらに、ウッドリンクのような専門的なソリューションを提供する企業をパートナーに迎えることで、設計から施工までの一貫したサポートが受けられ、コスト削減を実現しやすくなります。
これらの取り組みを通じて、より効率的で持続可能な中大規模木造建築を実現しましょう。
中大規模木造にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
ウッドリンク は 中大規模木造 の頼れる パートナー
ウッドリンクを一言で言えば、「木造建築の構造体メーカー」です。
ウッドリンクでは阪神大震災を機に構造体の独自開発をスタートし、耐震性と断熱性に優れた高品質軸組パネル「プレウォール工法」を開発しました。
現場加工ではなく、プレカットと呼ばれる工場加工を行うことで、品質の安定した高精度な構造体を提供することができます。
降雪地帯で湿度の高い、北陸の気候に適した「プレウォール工法」。
その高い信頼性が支持され、ウッドリンクは構造体メーカーとして北陸No.1シェアの実績があり、倉庫や店舗、高齢者施設などの非住宅の用途にも多くの実績があります。